2023.10.24
走行中に鹿と衝突すると車でさえ大破するダメージを負ってしまいます。10月・11月は鹿事故ピーク時期!ライダーの皆さんは十分にご用心を!
●令和4年中(令和4年1月1日~令和4年12月31日)道内の鹿との交通事故統計です(北海道警察)
・令和4年中の発生件数は4,480件(前年比+471件)で、6年連続で最多記録を更新。事故は増え続けています。
(令和元年3,188件 ⇒ 令和2年3,511件 ⇒ 令和3年4,009件 ⇒ 令和4年4,480件)
・月別では10月が最も多く(全体の23.2%)、次いで11月(全体の18.0%)となっています。10~11月はエゾシカの繁殖期で動きが活発になるほか、越冬地へ移動する時期にも重なります。
・時間別では18~20時が最も多く(全体の30.0%)、次いで16~18時(全体の22.2%)の時間帯です。
・市町村別では、苫小牧市366件、釧路市226件、千歳市154件、標茶町106件、稚内市99件…と続きます。
●野生の鹿は臆病な性格で、大きな音に驚くと突発的に前進で逃げる習性があり、車両が走行中の道路でも飛び出してくることもあります。
●エゾシカは群れで行動しています。1頭の横断を確認した後2頭目以降が飛び出してくる可能性があります。警戒を怠らないようにしてください。
●エゾシカは、アスファルト上では蹄(ひづめ)が滑ってしまい、逃げるのが遅れたり焦って転ぶこともあります。
●もし衝突してしまったり、避けようとして転倒してしまった場合でも速度が高ければダメージは大きくなります。万が一を想定しスピードダウンでリスク回避しましょう。
●エゾシカとの衝突事故、修理費は平均58万円超え! 発生状況と対策を解説
日本二普協 ●北海道ブロック