一般社団法人日本二輪車普及安全協会
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中部ブロックホーム > 安全・安心 > その他の安全・安心情報 > 「伊豆スカイラインライダー事故ゼロ作戦第9回」開催いたしました。
その他の安全・安心情報
2012.7.24

「伊豆スカイラインライダー事故ゼロ作戦第9回」開催いたしました。

日 時

2012年7月22日 10:00~16:00

日本サイクルスポーツセンター3キロ試験走路

主 催 

静岡県大仁警察署

協力・協賛

静岡県警察本部交通機動隊

財団法人日本サイクルスポーツセンター

静岡県二輪車安全普及協会

ヤマハテクニカルセンター

全国二輪車用品連合会(JMCA)

交通安全協会大仁地区支部

伊豆スカ事故ゼロ小隊

伊豆スカイラインにおける2輪車起因の重大事故を撲滅すべく継続中の官民一体となった事故防止の啓発活動=伊豆スカイラインライダー事故ゼロ作戦。今回は、日本サイクルスポーツセンターの3キロ試験走路を自身のバイクで走る想定講習(シミュレーション)をメインに開催された。

大仁警察署・今泉署長による伊豆スカイラインライダー事故ゼロ作戦の継続展開宣言にて開会。比留交通課長の発表によれば、本年1月から6月までの2輪車起因の重大事故は、人身・物損ともにゼロ件。しかし、伊豆スカイラインの一部区間が土砂災害により通行止めとなっていた5月~6月までの間に、伊豆スカイラインが走れないからという理由で西伊豆スカイラインへ走りに行ったライダーの重大事故が発生。内1件は死亡事故となってしまったことから、速度の出し過ぎや運転技術を過信しないなどのコメントがあった。

ヤマハテクニカルセンターによる半径10m(10R)のカーブにおけるデモ走行は、元全日本チャンピオンの藤原儀彦インストラクターが担当。30km/hなら曲がれるが40km/h以上では路外に飛び出してしまう様子を実践。わずか10km/hの速度差で事故を起こしてしまう危険性に、受講者一同は驚いているようだった。千鳥走行コースでは、目線の先送りの重要性が説かれた。かろやかにこなしていく藤原インストラクターに対し、なかなか難しい!とのコメント続出の受講者(希望者のみ)だった。車両は同一のXJR1300L(教習仕様)を使用した。

交通機動隊によるデモ走行では、ブレーキ操作の違いによる制動距離の実践。速度が高まればリアブレーキだけでは止まりきれず、やはり前後のブレーキを配分良く使うことが良いと解説。滑りやすい路面ではABSが効果的だという実践もあった。「転倒の可能性があるのでみなさんは真似しないでください。参考までに」という前置きの後、小道路旋回を数パターン実践。今回の設定道路幅は4.5mだったが、総重量350kgにも及ぶ白バイを安定かつクイックに旋回させる様に受講者一同は感嘆の声を上げていた。

想定講習では、伊豆スカイラインにおける過去の事故例を参考に4つのセクションを設定。「反応」セクションでは危険回避を実践。車両が接近していくと左右のどちらかから通行不可の赤旗が出て、反対側に回避運動をとるというもの。速度の出し過ぎや危険の発見・反応の遅れが事故に繋がる事を体感できる内容だった。「認識」セクションでは、ある文字が書かれたパネルを接近時に掲示。前方の道路状況を正しく認識=確認できているか?を体験した。

その他、コース上では「追い越し・追い越され」についての譲り合い運転術を実践。後方より接近する車両を確認しながら走っているか?その時の双方はどのように対応すれば良いのか?を練習した。中には走ることに夢中で後方確認を怠り、当日の設定速度上限を大幅に超えていることにも気付かず、白バイに追尾・指導を受けたかたもちらほら。

想定講習の待機時間を利用し、希望者対象のJMCAによる音量測定サービスが行なわれた。その結果に一喜一憂する受講者。対策方法をアドバイスされた方もいたようだった。

総評では、宮城光氏による「速度差や自分勝手な運転が事故に繋がる。みなさんとまたこうして再会したいから、公道では事故を起こさず安全に楽しみましょう。スピードを出したい人はサーキットでボクと遊びましょう」などの安全講話のほか、藤原インストラクターの「運転技術を過信しない」旨のコメントや交通機動隊・東部支隊・三浦班長による「速度もさることながら後方確認も含めた周囲の安全確認をしっかり」というコメント、福山理子さんの「ここ(伊豆スカイラインライダー事故ゼロ作戦)の雰囲気が好き。みんなの安全意識が高いから。再開を楽しみに私もバイクで参加します」とのコメントがあった。

今回のコースプロデュースおよび運営を担当した伊豆スカ事故ゼロ小隊。KAZU中西小隊長からの安全レクチャーでは「コース内のセクションは何度か走っていればここが危険だと分かります。しかし公道ではその印がない。いつ何時、突発的な危険に遭遇するかもしれません。事故を起こさないためには、危険予測運転が不可欠です。白バイに指導された方もいたようですが、隊員の気持ちとしては『この人、後方確認出来てないな。走りのリズムも悪くて危険。事故を起こす前に私が停止させるしかない』と思っているのです。後方から白バイの接近を確認した場合は、ペースダウンして進路を譲れば良いのです」などがあり、受講者や隊員も笑顔で頷いていた。

交通安全協会・大仁地区支部・小林事務局長の閉会宣言によって終了。これからも事故防止意識を持ちつつ、安全運転で楽しみましょうと締めくくられた。

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