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タモンとあやみんの女二人旅やまなしツーリングキャンペーン事前取材レポート!!

※本記事は、2019年バイクラブフォーラム関連イベント・キャンペーンの際取材した物です。

今年のバイクラブフォーラムは山梨県の甲府での開催です。

「第7回 BIKE LOVE FORUM inやまなし」

日程は9月20日(金)今年のテーマは『セーフティーライディングで自然を楽しもう』というタイトルで既に公式ウェブサイトや様々な場所でみなさんに目にしていただいていると思います。

今回わたし多聞恵美(以下タモン)と岸田彩美さん(以下あやみん)でBIKE LOVE FORUM、略して" BLF " の関連イベントとして開催される「セーフティーライディング やまなし ツーリングキャンペーン」バイクで巡る山梨の見どころスタンプラリーを一足早く体験してきてみました。

この催しはスマートフォンを使ってスタンプラリーポイントに用意されているQRコードを読み取る、という今風のスタンプラリーとなっています。"スタンプラリーポイント"は全20カ所。わたしとあやみんも事前に発表されていた公式サイトの情報を見ながら自分たちで立ち寄りスポットを決めてみました!バイクで山梨の自然を楽しんだツーリング。スタンプラリーのおかげで知れた「まだまだ知らなかった山梨」は魅力と自然に溢れた場所でした!2泊3日の行程じゃぜーんぜん足りなかったです。(笑)

Day1はわたしタモンがDay2とDay3はあやみんがレポートを担当してくれています。

是非皆さんもツーリングキャンペーンに参加して私たちが旅した景色を、そして皆さんだけの素敵な山梨を見つけるバイク旅に出てみて下さいね!

ということでレポートをどうぞっ。

  • DAY1
  • DAY2
  • DAY3

山梨ツーリング レポートDay,1

出発は東京都内から。
今回は2019年11月30日迄(一部エリアは10月31日迄)ETC搭載の2輪限定で利用できる「NEXCOツーリングプラン」を利用しました。
私たちが利用したのは(8)東名・中央道コース で3日間 5000円ポッキリ。当日の朝でもOKの事前登録で指定区間内が乗り降り放題の一律価格になる超!お得プランです。

朝9時頃に談合坂SAに到着しドリンク休憩。
1時間に一度ぐらいの休憩ペースをいつも心がけています。

山梨県立 リニア見学センター

最初に立ち寄ったのはスタンプラリーポイントの【山梨県立 リニア見学センター】です。
中央自動車道の都留ICから向かいました。

どきどきリニア館に入ってすぐ本物のリニアモーターカーがお出迎え!
実際に試験車輛につかわれていたものだそうで、内部を見学することもできます。

そして何と言ってもメインはこちら!
リニアモーターカーの試運転をすぐ目の前で見ることが出来るんです。

一階フロアではほぼ目線と同じ高さのところを通過。
設置されているモニターでいつ近づいてくるかなどの情報が一目瞭然です。

そして三階の見学ラウンジからは、遠くから近づいてくる様子も見ることができます。
上から見るとよくわかるけどリニアには線路は無く「ガイドウェイ」と呼ばれる囲われた通路の中を走ります。

すぐ走行が見られる場所にカフェコーナーもあって快適。

リニアモーターカーは8年後の2027年には"リニア中央新幹線"として開業予定。
未来の乗り物!って思っていたけどもうすぐそこまでその未来がきているんだなあ。

とはいえそんな未来の乗り物に私、バイク乗りとして親近感を感じていました。
なんと電磁力で浮き上がる時速150キロぐらいまではゴムタイヤで走行しているらしいんですよね!
浮上走行に切り替わる時には飛行機みたいに車体に格納されるらしい。
一体どんなタイヤなんだ…気になる!

そんなリニアモーターカーのしくみや実際に乗車する際のシュミレーション、時速500キロの走行感覚を体験できるリニアシアターの映像も必見です。
開業したら品川~名古屋間が約40分で移動できちゃうようになるんだって!

ここの施設に来たほぼ全員が体験していくというミニリニア。
実際のリニアとは若干仕組みが違うそうですが、浮上走行の感覚をしっかり味わえました。

展示物のジオラマは山梨の名所が模されていて精巧で立派!
リニアは都心部の駅は地下の計画が多いそうで、地上駅の甲府駅は貴重なんだそうです。

パンフレットも多く置かれていて、まさに最初の立ち寄りスポットにピッタリ!

そしてすぐ隣の建物の土産物ショップ「わくわくやまなし館」には…
オリジナルグッズがたーくさん!
地元のお菓子等のお土産も置いてあるので、色んなお買い物がここで一気に出来るのも有り難いですね。

私はうちのチビさん(4歳)に磁石で遊べるリニアのおもちゃを購入。
実は私自身が乗り鉄なので(笑)これで興味を持ってリニア開通の時には一緒に乗ってくれたらいいな~なんて密かに企んでいます。

私は2時間の滞在でまだまだ名残惜しかったので、鉄道や科学が好きな方はぜひたっぷり時間をとって立ち寄ってみて下さい!

尚、駐車場は広く用意されていますが、展示館とは道路を挟んだ向こう側になるのでご注意下さいね。

天下茶屋

次に向かうのは【天下茶屋】さんです。ここもスタンプラリーポイント。

リニア見学センターから中央自動車道の都留ICへ戻る形でバイクを走らせる途中、ちょうど日も高くなっていて心地良い田園風景が広がっていました。

稲のみどり色って、爽やかで気持ちが良い色ですよね♪
稲穂の恵の香りはちょっと鼻にくすぐったくて、それもまたいいもんです。

都留ICから富士吉田ICまで中央道をチョイ乗り。
なんたって3日間乗り降り放題!ですから。
お財布に罪悪感なく時間短縮&道に迷うリスクも軽減できていいことづくめです。

国道137号・御坂みちを道なりに北上してゆくと、河口湖畔添いをしばらく行った先に"ひとつめの天下茶屋さん"が現れます。
でもそれはスタンプポイントではないほうのお店。

お目当ての"峠の天下茶屋さん"へは…この分岐を旧道方面に向かってゆくのです。
本当にあるのかちょっと心配になるほどですがこの看板で一安心。笑

細くてくねくねでかなり走りごたえのある道。
見通しが悪いコーナーもあるので走る時にはくれぐれもご注意下さいね。

そうして走ること10分ぐらい?
時間はかなりあやふやですが、無事になんとも趣のある建物に到着!

腹ぺこな私のハナは確かにこのお店の当たりを食べる前から嗅ぎ付けましたとも。
この雰囲気、この佇まい、そしてお店の方の笑顔、美味しくないわけがない!

お店の方にこの場所で良いか駐輪の許可をいただいて、看板メニューのきのこのほうとうを注文しました。
ほら!もう!美味しそうでしょ!!うん、めっちゃ美味しい!

きのこ、と聞くとしめじやしいたけを想像していたのですが、入っていたのはナメタケ。
季節によっては特大の生ナメタケが入る時もあるのだそうです。
それも食べたいなあ~。

幅1センチほどの麺は厚みがあってうどんというよりお餅のようなモチモチの食感。
長さが短いので箸ですくいやすく食べやすかったです。
生の春菊がほのかな苦みと、イ~イ香りなんですよね。粗漉しお味噌の塩気も良い塩梅。

お野菜も具沢山でけっこうなボリュームでしたが、もちろんぺろりと!ご馳走さまでした!

山椒がお好きな方には山椒のフレッシュ感がたまらなく美味しい"山椒みそおでん"もおすすめです。ぴりっと刺激的な別腹のウマさ。
山椒味噌はお店で調合してて販売不可だそうですが、オリジナルのお味噌は売店コーナーに有り。

ついついお尻に根の生える居心地の良さ。
お天気が良ければこの抜けた景色の先に富士山が見えるそうです。

2階は太宰治が使用したという机や関連のものが展示された資料室。
お店の方に声をかければ無料で見学させてもらえます。
昭和9年から先代が営んできたと言うこのお店の歴史を感じる空間でした。

さてすっかり甘酒(ノンアルコールの麹のタイプ)なんぞもいただいて、降り始めた雨を口実にしていたものの、流石にそろそろゆかねばならぬ。

次の目的地へはこの写真の奥に写っているトンネルを抜けて行くのでござる。

旧道の御坂みちを抜け、元の国道137号の御坂みちに合流。
その旧道の道中にザンザン降りの雨にうたれてしまいました。
けれどその道の苔の美しいこと!

雨の日だけのご褒美…です♥
でもできればドライ路面のほうが好きですけどね!

無事に峠を抜け平野へ出た頃には雨は小降りに。
水墨画のような力強いモノトーンの景色がひろがっていました。

ここからまた山をのぼります。
山梨は南北、だけでなく四方を山に囲まれた土地。

自分で調べていたルートを実際に走る、起伏を感じながら進むことで平面の地図だけではわからなかった土地の形が私の記憶に刻み込まれて行きます。
ああバイクで旅してる、って感じ!

県道140号を西へ向かっているとこの看板がある交差点に差し掛かります。
ピンクの看板を目印に、ここを右へ。

やまなしフルーツ温泉 ぷくぷく

そう次の目的地は【やまなしフルーツ温泉 ぷくぷく】さんです。
何を隠そうここもスタンプポイントなのです!

電柱のライトが葡萄の形でカワイイ!
山の斜面を走るフルーツラインをぐいぐいとのぼってゆくと、あっという間に町を見下ろせる高さに。
以前旅をしたヨーロッパの景色を思い出すようなのどかで緑豊かな風景。

この頃にはまた雨に降られてしまっていたのですが、しばらくぼうっとこの景色に見惚れていました。

綺麗な緑の葉の正体はブドウです。

目的地の温泉はもうすぐそこ。けれど案内看板がほとんど無くてちょっと見つけにくかったかも。
斜面が急なので、尚更に落ち着いてバイクを走らせて下さいね。

富士屋ホテルさんの敷地の中の、坂の一番上っていう私の感じた場所のイメージです。

今回の旅の間に一度は宿のお風呂以外の温泉に入りたいと思っていました。
そこで白羽の矢をたてたのがこちらの通称ぷくぷく温泉さん。

それは何故かと言うと…

ライダーだけ!へのサービスとして貸出しタオルが無料(通常320円)!
更にヘルメットをフロントで預かってもらうこともできるんです。

なんてライダーに親切なのでしょう!

通常の営業時間に伺ったのでお風呂の中は撮影NGでしたが、女湯はピンク色の宝石ローズクオーツがふんだんに使用された、かわいらしくて珍しい湯船。
恋愛のパワーストーンとしても有名な宝石ですから、お湯の効能以外のことも期待出来るのかも!?

今風の和モダン調に統一された施設内は女性としても過ごしやすく、脱衣所にはドライヤー完備。シャンプーや化粧水は使い捨てタイプのものがフロントで購入可能なので、ふらっと立ち寄るにも便利です。
泉質はアルカリ性とのことで湯上がりさっぱりツルツルが期待できるお湯。ただし湯上がりの保湿はお忘れなく。
女性ライダーさんや、カップルライダーさんにもおススメの温泉でした。

すっかり夕暮れも過ぎた時間に差し掛かってしまい、いよいよ今夜のお宿へ向かいます。

とその途中にまたご褒美な絶景に出逢いました。
初めての場所、はじめての道。
不安もあるけれどそれよりもこういったトキメキとの出逢いがいつも楽しみで、だから私はバイクで旅を続けているんだなあって。

煌めく町の灯りをしみじみと噛み締めて、ずっと乗り続ける為のますますの安全運転を自分に命じました。

清里丘の公園キャンプ場でグランピング

目的地は【清里丘の公園キャンプ場で グランピング】なお泊まりです。
距離もあるのでビューンと三たび中央自動車道を利用して、一路、須玉ICまで。
そこからは国道141号に沿ってひたすらに北上します。

清里駅よりも南側にあるので、一般的な清里のイメージより少し近く感じられる場所かもしれません。
これまたバケツをひっくり返したような大雨に見舞われてしまいましたが何とか到着。

待ってくれている人がいると、そこに向かうにもワクワクが加速しますよね。

そう、あやみんとココで合流です!

生憎星空は見えない夜でしたが、それはそれは素晴らしいグランピング宿泊にセットされたお料理と、あんなことやこんなことやと(笑)尽きない話題で、あっという間に楽しい夜は更けていったのでした。

甲州ワインも飲みやすくて美味しくって。ウフフ。1日目おしまい??

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