風の会　2012

8耐決勝前日、現役・OBライダーの方々が集まり、身障者の方をパッセンジャーシートに乗せ、鈴鹿サーキット本コースを走行する「風の会」という社会貢献活動です。

この活動は、元ロードレースライダーの水谷勝氏が、竜洋テストコースでの体験走行のイベントの際に、参加者の友人で見学をしていた車椅子の方に、声を掛け後ろに乗せて走行した際に、動かない筈の足が、コーナーを曲がる度に力が入り締め付ける動きが伝わってきました。もしかしたら、リハビリに役立つのかもしれない。という思いが広がり、普段は車椅子で生活している、杖をついている、盲目の方など、バイクに憧れていても、夢叶わぬ人達に「風」の素晴らしさをタンデムランで夢を現実に変えていきたい。そして、その方々の周りの方にも、バイクの素晴らしさを共有して頂きたい。という活動を行っています。

今年で11年目を迎えます。毎年感動的な1日を参加者全員で体験しています。
この活動を通じて、バイクの認知度の向上を図っていきたいと頑張っています。

今年は全国から28名の身障者の方々に参加いただき、35名のライダー、150名を超えるボランティアの皆様の協力のもと、タンデム走行にて『風』を感じてもらいました。

弥富高校から今年は40名の生徒にボランティアで協力して頂いています。弥富高校のこの体験は、後の大学進学などの人格形成に役立っていると先生や保護者の皆様からも高評価を頂いております。

本年10月20日には、弥富高校の校庭で生徒に「バイク乗り方教室」を風の会が行います。

風の会の活動を引続き、ご支援ご協力をお願い致します。